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Q
トイレの床が濡れている事がありますがどこから水漏れしてるんでしょうか?
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A
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トイレの床が水漏れしてた場合に考えられるのは便器下の排水接続部漏れやタンク下からの漏れ、洗浄便座からの漏れが原因となる事が多いでしょう。しかしながら、必ずしもすべてが水漏れとは限らないため、慌てずに原因を見極めることが大切となってきます。
■ 床の水漏れでよくある3つのケース
トイレの床に水が漏れている場合、以下の3つが主な原因として考えられます
①便器下の排水接続部からの水漏れ
→ 便器と排水管の接続部分にあるパッキンやフランジが劣化し、そこから水が漏れ出すことがあります。
②タンク下部からの水漏れ
→ 密結パッキンが劣化し、使用した時に少しずつ水が漏れ出すケースです。
③洗浄便座(ウォシュレット)本体からの漏れ
→ 給水ホースや内部部品の劣化により、じわじわと水が漏れて床が濡れる場合があります。
まずは、水漏れが起こる箇所の近くを見ながらトイレの水を流したりしてよく観察してみて下さい。
■ 注意点:濡れている=必ず水漏れとは限らない
床が濡れていたとしても、それが必ずしも「水漏れ」であるとは限りません。以下のようなケースもあります
・湿気による結露(特に冬場はタンクの表面に水滴がつくことがあります)
・掃除時の水はねや手洗い時の水滴が床に落ちた
・お小水がこぼれていた
もし水漏れを発見したら一度スマホで写真を撮ってから拭き取り、どのくらいの頻度で再現するか様子を見ると良いでしょう。
■ 具体的な例:水漏れに見えたが実は…
ある家庭で、「床が濡れているから水漏れ」と思い込み、業者に依頼したところ、実は冬場の結露によるもので水漏れではなかったというケースがありました。逆に、「少し濡れてるだけだし」と放置していた結果、便器下のフランジが劣化しており、階下への漏水事故に発展したケースもあります。
■ 拭き取っても水漏れが頻発するようなら水道業者へ
すぐ再発するようなら高確率で水漏れしてるでしょう。逆に数ヶ月に1回程度なら違う要因の可能性があります。
あまり放置し過ぎてしまうと床が傷んでしまったり、階下がある場合は漏水事故が起こってしまう事もあるので注意が必要です。
