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水道修理会社を探していると水漏れ修理にかかる費用が数百円など非常に安い料金を提示している所が見受けられますね。
修理料金が安いのは嬉しいですが、本当に数百円の値段で修理を行なえるの?ワケがあるのでは?と考えてしまうのは当然のことでしょう。
今回は良い水道業者の見極め方のポイントのひとつである、修理料金の見かたに焦点を当てて考えてみました。
また水道トラブル修理会社選びでいざという時迷ってしまいそうな以下の疑問にお答えします。
安すぎるけど大丈夫?と思った時は見積りで確認し、質問すると良いでしょう。
水漏れ修理会社の費用や作業の時間など基本的な相場を参考にしてください。
目次
皆さんは水道の水漏れやトイレのトラブル等で修理をする会社や業者に依頼した事はありますか?
急なトラブルの場合、ネットや冷蔵庫に貼ってあるマグネット広告等を見て呼んだりしますが、数が多すぎてどこの業者を呼んだらいいのか、迷ってしまいますよね。
そんな時についつい参考にしてしまうのは、料金の安い所、評判の良い所ですね。
またCMとかで名前の聞いた事ある所だとついつい安心してしまう事もある様ですね。
近年のニュース等もあって水道屋のイメージとしては、“料金が高い”や“ぼったくり”など、悪徳業者もいるという悪いイメージを持たれてしまっている事も人によってはあるようです。
この様な中で水漏れ修理会社をどこにするのか?どこに決めるのか?
決めるのは皆さんですが、決める時何を基準にしたらいいのか、少しお話していきましょう。
ホームページやマグネット広告、チラシ等を見るとそれぞれ色々な情報が載ってますよね。
でも、見てみると同じような内容な事が多く比べるのも中々難しいです。そんな時はこんなポイントを少し見て下さい。
ネットで水道業者を見ると、金額も色々ですね。
一般的には水道のトラブルやトイレのトラブルは6,000~8,000円くらいの修理料金がどこの水道業者でもベースになっている事が多いでしょう。
ただし、皆さんの中には5,000円、8,000円と広告に書いてあったのに、それ以上かかってしまった!
とか5,000円って書いてあったのにトイレの詰まりを直してもらったら「10,000円かかった!ぼったくり!」また「5,000円って書いてあり、値引きが3,000円って書いてあったから頼んだのに結局5,000円払う事になった・・・、ぼったくり!!」と思ってしまう方もいらっしゃるようです。
なかなかトイレの詰まりを直すのに2,000円で行ってくれる業者もそうはいないのでは・・・。
最近の多くの水道業者は皆さんのお宅にお伺いする出張料とトラブルの状況の確認し作成するお見積までは、無料でしてる業者が増えました。
そして、見積りの内容で施工依頼が出ると作業に入ります。
通常ですと、この見積書に工事費+材料費などの見積金額が記載されていますが、中には基本料金は出張費や工事費とは別になる業者もある様です。
また見積無料の文字に安心して頼むと、見積は無料ですが出張費と高速料金、コインパーキングの料金は頂きます、なんて場合もある様です。
水道業者はどこも同じではなく個々の会社が行っているので他の業者は無料だったのにと言っても通じません。
依頼する前に必ず出張料、見積まで全て無料なのか確認してから依頼してくださいね。
最近の平均的な割引は2.000円~3,000円位です。
しかし中には、5,000円の基本料金が今月限定で1,000円!!とか、今月はキャンペーンで基本料金は無料!!それなら安いかも!?と思って頼んだら見積無料と書いてあったが、出張料無料は書いてなくて見るだけ見て帰ったのに出張料を5,000円も払わされてしまった!
なんて事や、とりあえず無料で見積だけしてもらおうと思って呼んだら急いで来てくれたけど、出張料3,000円に高速道路を使ったので高速代もプラス払うことになってしまったというケースもある様です。
一般的な業者であれば、出張料、見積は無料で見積書の中の作業料金から、広告表示の2,000円~3,000円の割引料金を引いてあるのが普通でしょう。
広告では低料金が目立つ様になっていますが、本当!!こんなに安く!!なんて疑問は当然もたれるでしょう。
あまりにも安い料金の場合逆に不安になってしまいますよね。
特に390円、490円、980円~といった千円を切るような料金広告は鵜呑みにしないように!
実際にその料金で修理を続けていたら会社が成り立たないでしょう。
もう一つ陥りやすいのが、料金広告が低料金だから、多少高くなっても他の水道業者より安い料金では?という考え方です。
こちらもなかなか無いと思いますので、低めの修理料金の広告を出している業者への依頼をするか悩んだ時は、必ずレビューや口コミなども調べてから慎重に行ないましょう。
水回りの水漏れ修理やトイレのトラブル解消等は作業内容によっては2万~4万の費用になってしまう場合もあります。
ご自分では原因がはっきり分からないので、まずは見積をしてもらい修理料金がどのくらいかかるのか知りたいと言うのが皆さんの本音でしょう。
見積りを出してもらってこの位の金額ですぐ直してもらえるならと思われるか、ちょっと考えていたよりも費用が高いな・・・と思われれば他の業者でも見てもらい見積りを比べようと考えるか、だと思います。
そんな時に、広告で見かけた金額と大きくかけ離れてると「何で!?」と思ってしまいますよね。
あまりにも広告の修理金額が安い場合には、何かあるのかな?と考え、電話で詳しく聞いて依頼すると良いでしょう。
緊急水道工事会社の場合24時間対応、365日年中無休というところも数多くあります。
夜中の急な水漏れやトイレのトラブル、何年に一回はこんな日が来る事もあるでしょう。
朝まで待てない、今すぐ来て!助けて~!こんな不安な心境になった時、すぐに駆け付けて修理してくれるなんて、なんと心強い事でしょう。
ただ、トラブルは必ず同じ内容とは限りません。
深夜ですと日中より交通状況や作業状況も混雑していないでしょうから少し早めには到着してくれるでしょう。
しかし、トラブルの状況によっては作業が30分位で終わる場合もあれば、2時間以上かかってしまう様な場合もあるでしょう。
最近では、あえて深夜・早朝に来てもらわなくても朝になってから来てもらえば問題ないという方も多くなったようです。
トラブルが起こってから慌てるのではなく、日ごろからご近所さんやママ友などから業者の評判や情報を聞いてどこの会社が良いか情報収集する事も大切ですね。
マンションの管理人さんに聞いてみるのも良いですね。
また水道業者によっては、24時間365日対応はしてくれますが、その場合、深夜、早朝料金が別途かかる場合もありますのでしっかり確認しておくと良いでしょう。
広告を見ていると、ほとんど必ずと言っていいほど水道局指定工事店の表記がありますよね。
最近では、水道局指定工事店の表記が無い業者の方がめずらしくなりました。
水道局指定工事店とは、皆さんの水道工事、下水道工事を行う場合、その地域の自治体で指定した水道工事業者が行わないといけないという条例があります。
水道局指定工事店とは、その自治体に認可指定された工事業者の事です。
通常、各自治体の認可は各水道局の規格による講習を受ける事で指定工事店となります。
よって最近では、指定工事店を持たない業者の方がめずらしくなり、皆さんに安心して呼んで頂くには一つの条件になっているでしょう。
また別の見方をすると、指定工事店だからと言って、皆さんが納得する作業を行ってくれるとは限りません。
ボッタクリにあわないためにも、安い料金表示にまどわされず、依頼する時の皆さんの判断はとても重要です。
サービス内容 | 作業料金 | |
---|---|---|
水漏れ修理 蛇口交換 |
調整作業等(パッキン交換含む) | 4,000 |
スピンドル・スパウト等部品交換 | 5,000 | |
単水栓(壁付)交換 | 6,000 | |
各種混合水栓交換 | 7,000~ |
表は左右にスライドします。
※水道設備の劣化状態や設置箇所の状況によって異なる場合があります。
広告を見る限り、どこの業者も同じようでわからない。
ご近所の評判も聞いてみてもトラブルの内容が違えば当然修理の料金は違うだろうし迷ってしまいますよね。
こんな時、決め手となるのは皆さんの見る目しかないのではありませんか?
実際に、出張料、見積無料の業者を呼んで来たスタッフを見て話して決めるのが一番でしょう。
この人なら安心してまかせられるのか、これだけわかりやすく説明してもらえれば安心して頼める。
それでも不安であれば、2~3社の水道業者に来てもらい同じように原因や作業内容を説明してもらいます。
あとは、各社の出した見積金額で決めるか多少高くなっても来てくれた業者のなかで対応が良かったと感じたところに決めるか、最終判断は皆さん次第です。
どんな状況でも、必ず納得のいく業者に作業してもらうようにして下さいね。
また修理後に何か不具合があった場合、アフター対応をしっかりしてくれる業者が良いですね。
アフターサービスについては見積書をもらうタイミングで確認しておくと良いでしょう。
作業後に何かあった際にがらっと人が変ってしまう業者には2度と依頼したくないですよね。
水漏れ修理業者は基本、水回りに関しては全面的に対応してくれるはずです。
等々
(蛇口の故障、トイレタンク故障、給湯器故障、温水洗浄便座故障)
以上の様な、一般的な水回りのトラブルに関しては、たいていの水道業者なら対応するでしょう。
ただし中には、部品を交換する必要はあるが、部品の取寄せが必要な場合、すぐに直すことが出来ないケースもあります。
また、修理専用工具が必要な場合、持ち合わせの無い場合、作業が出来ない場合も出てきます。
屋内外での蛇口からの水漏れの場合は、各場所によって次の様な修理を行ないます。
単水栓の場合は、1つの蛇口に対して1つのハンドルが取り付けられています。
古い家の台所などでは水とお湯の単水栓が1個ずつ取り付けてある場合があります。
ご家庭によっては洗面所でも混合水栓ではなく、水とお湯の単水栓が1個ずつ取り付けられている事もあります。
また多くのご家庭では、洗濯場や屋外の水栓は、水のみの単水栓を使用している場合が多いです。
よって新築の戸建てにお住まいの方でも、屋外の水栓柱に取り付けてある水栓や、散水栓(地面の水栓BOX内の蛇口)があったら単水栓がどんな蛇口か、お分かりになって頂けるでしょう。
一般的に単水栓は金属の三角ハンドルが主で、中には混合水栓と同様のアクリルハンドルを使用している物もあります。
水漏れ修理の場合ハンドルによって若干、作業工程に違いはありますが、基本それ以外には大きな差はありません。
ただし洗濯場の単水栓に関しては近年、洗濯機専用蛇口の使用が多くなり、この蛇口の場合多くがクルクル回すハンドル式ではなく、90度コック式の開閉バルブである事が多いのです。尚、開閉バルブ式の蛇口のことをレバー水栓と言います。
レバー水栓は水が止まらなくなっても、パッキン交換では直す事が出来ない場合があり、直すには専用の開閉バルブユニットを交換しなければならない場合も出てきます。
この様に蛇口によっては、若干修理方法も変わってきますが、蛇口自体にも耐用年数がありますので、単水栓といえどもパッキンを交換しただけでは、水漏れが直らない場合もあります。その場合は蛇口本体の交換が必要になります。
特に古いお宅の蛇口の場合は、その様なケースもあると考えられている方が良いでしょう。
現在の皆さんのお宅では、台所、浴室、洗面所では1つの蛇口から水とお湯の両方が出る混合水栓が主になっています。
ご家庭によっては洗濯場水栓も、混合水栓になっている所もあるでしょう。
ただし混合水栓の場合、蛇口のタイプに違いがあります。
昔から各場所で主流だった蛇口は、2ハンドル混合水栓です。
ガス給湯器が主流になり、屋内のリモコンで手軽に温度調節が出来るようになるまでは、水とお湯のハンドルを両方開いて、湯温を調整していました。
このタイプの蛇口は水漏れが起きた時には、左右2ヶ所のハンドルを外して、パッキン交換などの修理が出来ます。
また場合によっては、ハンドル部分の部品を一式交換する、部品交換を行なう事もあります。
でも近年、新築住宅でこの2ハンドル混合水栓が使用されることも少なくなり、台所や洗面所では、シングルレバー混合水栓、浴室ではサーモスタット混合水栓が主流になっています。
しかしこのシングルレバー混合水栓やサーモスタット混合水栓は、水漏れが起こった時に簡単に、パッキンを交換して直す蛇口ではなくなりました。
1.シングルレバー混合水栓の場合
シングルレバー混合水栓の場合、湯水の出し止め、湯水を切り替える機能は、全てレバーハンドル下に内蔵されたカートリッジユニット部品1つで行なわれています。
よって通常は、このカートリッジを交換することによって、水漏れ修理を行ないます。
カートリッジは蛇口によって取り付けられる物が決まっていますので、何にでも交替すれば良いわけではありません。
1つのメーカーでも数種類のカートリッジがありますので、必ずその蛇口用のカートリッジに交換しなければなりません。
カートリッジの部品代は一般的に、6000円前後の物が多いのですが、蛇口によっては7000~9000円くらいのカートリッジを使用している物もあります。
2.サーモスタット混合水栓の場合
サーモスタット混合水栓の場合は、基本水漏れの場合は湯水の出し止め、シャワーとカランの切り替えと連動している、切替開閉バルブユニットがそのほとんどの原因となり、こちらもパッキンの交替で簡単に直る物ではないので、この切替開閉バルブユニットを交換します。
このバルブユニットもカートリッジと同様で、蛇口によって、取り付けられる物が決まっています。
バルブユニット(温度調節ユニット、開閉バルブ部)の部品代は一般的に、カートリッジと同等で6000円~10,000円くらいになる事が多いでしょう。
屋内外に設置されている排水栓からの水漏れ、詰まりの場合は、各場所によって次の様な修理を行ないます。
またトイレ詰まりの場合も、それと同様に近い修理を行なうと考えて下さい。
台所排水栓の場合は、BOX型のトラップ排水栓が多く、最近では浅型排水栓でその下に、トラップパイプを取り付けている物もあります。
BOX型トラップ排水栓は、通常のシンクとミニキッチン用シンクでは、大きさ(サイズ)違いの物が取り付けられています。
シンクのタイプや排水のタイプで、種類はいくつかありますが基本、取り付け穴の大きさと排水タイプが同じであれば、ある程度他のメーカーの物でも取り付けは可能です。
現在ではシンク自体の取り付け穴は規格が統一されているので、3つのタイプの穴径さえ合えば取り付けられますが、古い戸建てや集合住宅で一部メーカーの物が規格統一前の物で、現在メーカーでも排水栓の在庫がなく、交替が出来ない物もあります。
その場合はシンク自体を交換しなければなりません。
排水栓自体の部品代は、ミニシンク用の物で3000円前後、通常のシンク用の物で6000円前後くらいになります。
ただし作業依頼をする場合、部品交換工賃と部品代の他に、蛇腹ホースの交換や排水工事、症状によっては防水補修等の費用が、プラスされる場合がありますので、見積を作成してもらい、その内容を必ず説明してもらい、作業内容を確認して頂くと良いでしょう。
また排水の水漏れが排水栓より下であれば、蛇腹排水ホースの交換のみで修理可能な場合もあります。
洗面所排水栓の場合、基本洗面器から床までに取り付けられているSトラップパイプか、洗面器から壁までに取り付けられているPトラップパイプのどちらかが、多く使用されます。
パイプの素材は金属製の物と、樹脂製の物がありますが、現在の置き形洗面化粧台では、樹脂製のパイプが主流になっています。
ただし洗面化粧台のメーカーによっては、一般的な製品で交換可能な物もあれば、同等の製品をメーカーから取り寄せなければならない場合もあります。
交換する場合基本、排水口の穴径と機能が同じ物を取り付けます。
金属製の物であれば、排水口の穴径は多くの種類がない為、外国製や一部メーカーの製品でない限り、通常は一般的な製品で交換可能になります。
排水トラップの部品代は、樹脂製トラップパイプですと3,000~10,000円くらい、金属製トラップパイプですと10,000~25,000円くらいが一般的です。
金額に大きな差がありますが、これは通常、排水口の栓のタイプがゴム栓タイプですと金額は安く、ポップアップ式やワンプッシュ式になると、金額は高くなります。
修理交換する場合は、作業工賃を確認しましょう。
台所、浴室、洗面所、洗濯場等の排水詰まりのケースをご紹介します。まず排水口に近いトラップ内での詰まりの場合、トラップの分解清掃で詰まりの原因となるゴミ、汚れを除去するか、ローポンプ等の加圧具を使用して詰まりを除去します。
また分解出来ないトラップを使用している、古い建物等では、加圧ポンプを使用する際補助的に、業務用の洗浄剤を使用する場合もあります。
台所、洗面所で、トラップやトラップホース、排水ホースよりも先の、床下や壁内の下水管で詰まりが発生している場合や、浴室、洗濯場で、トラップ内よりも先の下水管で詰まりが発生している場合、加圧ポンプを使用しても詰まりが除去出来ない場合は、下水管内に直接ワイヤーを挿入して、詰まりを除去する方法を行ったり、戸建ての場合は屋外より高圧洗浄で排水管内の詰まり原因を除去して直す事もあります。
通常、水道の修理会社であれば、その時の詰まりの状況に合わせて、専用の道具を用意し、詰まりを除去してくれます。
また下水管内は目視する事が出来ない為に、詰まりの状況に応じては、管内に専用の管内カメラを挿入して、状況を確認しながら詰まりを除去する場合もあるでしょう。
ただし使用する工具、道具によって作業料金は違ってくるでしょう。
また詰まりの状況によっては、作業内容が予定と変わる場合も出てきますので、必ず作業前に予定の作業内容と料金、そして万一作業内容が変わる場合の、おおよその予測した作業内容と作業料金も、確認しておくと良いでしょう。
トイレでの水漏れの場合は、通常タンク内部品の不良による水漏れと、タンク外設備不良による水漏れが考えられます。
タンク内部品は通常、給水弁、排水弁、レバーの3点です。
ちなみに給水弁はボールタップやダイヤフラムという部品で、排水弁はフロートバルブや排水弁(排水弁という商品があります)という部品です。
良くある組み合わせは「ボールタップ、フロートバルブ、レバー」という組み合わせか「ダイヤフラム、排水弁、レバー」という組み合わせです。
これらの部品に不具合が起きると、タンクの中や便器内に水が流れっぱなしになります。
(状況によってはタンク内で噴き出した水が、タンク外に漏れだす場合もあります)
この様な時大体は、このタンク内部品を交換する事によって、水漏れを直す事が出来ます。
部品代は3点合わせて10,000円~20,000円くらいです。
ただし、トラブルが起きても3点一気に交換することはあまり無く、1点か2点の交換が多いようです。
一般的な便器タンクであれば、互換性のある物がほとんどなので、トイレの機能に合わせた部品に交換する事は、容易に出来るでしょう。
しかし温水洗浄便座と一体型になっているタンクや、カウンター型で中にタンクが内蔵されているタイプでは、互換性が無い為、決まった部品を手配しないと直せない場合もあります。
中には古い部品になると、部品自体製造が終了していて、部品交換が出来ないトイレもあります。
このような場合、タンクだけを交換する事はできない為、便器タンクを一式で交換しなければなりません。
また最近多くなってきた、タンクレストイレの場合は、タンク式トイレと違い、簡単に部品交換で直せるわけではありませんので、ご注意下さい。
トイレではタンクまわりや、便器まわりからの水漏れもあります。
多いのはタンク下からの漏れや、タンク横給水管からの漏れです。
これらの水漏れは基本、接続金具や接続パッキンの不良によるもので、タンク自体が割れて水漏れするケースはまれなので、通常は修理で直す事が多い様です。
また便器からの水漏れは、排水の接続部からの水漏れが多く、古いトイレで便器がグラグラ動いてしまう時や詰まりが発生した時に起きやすいです。
その他にも、温水洗浄便座(ウォシュレット等)から水漏れが発生する場合もあり、床に水漏れするケースでは、便器からの水漏れと間違えてしまうケースもあります。
これはタンクから水が漏れて、床に流れ落ちた時でも同様の事が言えます。
サービス内容 | 作業料金 | |
---|---|---|
トイレつまり | 簡単な詰まり | 5,000 |
専用器具使用 | 7,000 | |
便器脱着作業 | 10,000~20,000 | |
排水管つまり修理 | ワイヤー作業(個人宅) | 7,000〜 |
ワイヤー作業(飲食店・会社・共用部) | 12,000〜 | |
トイレの水漏れ修理 | 調整作業等 | 4,000 |
水漏れが止まらない、水が出ない | タンク内部品交換(タンク脱着なし) | 6,000 |
タンク内部品交換(タンク脱着あり) | 8,000 | |
温水洗浄便座のお取替え | 弊社購入の温水洗浄便座取付 | 7,000 |
お客様持込みの温水洗浄便座取付 | 8,000 |
表は左右にスライドします。
給水湯設備でほとんどのお宅で設置されているのは、給湯器ですね。
ガス給湯器や電気給湯器、電気温水器などの違いはあるでしょうが、基本はその設備に、給水管と給湯管が接続されています。
本体内部からの水漏れの場合は、簡単に修理を行なうのは難しいでしょうが、給湯器に接続する接続管からの水漏れであれば、意外と簡単に直せる場合も多いでしょう。
本体不良の場合は、製品メーカーのメンテナンスによる、修理が必要な場合も多いですが、単純な接続管からの水漏れであれば、迷う事無く水道業者に依頼すれば、あっという間に直ってしまうかもしれません。
以上の様に水漏れ修理会社が行なってくれる水まわりの修理は、水漏れや詰まりなどの違いや、その水まわりの場所や症状によっても様々です。
またパッキンなどの簡単な交換修理で直る場合もあれば、部品の交換を行なう様な少々手間のかかる修理の場合もあります。
そして修理が無理な場合でも、蛇口の交換、台所や洗面の流し台の交換、トイレの便器タンクの交換など、設備交換も行なってくれます。
ただし部品や設備を交換する場合は、必ず工事費(工賃)の他の部材の費用がプラスされますので、必ず見積書を確認し、作業内容や原因の説明をしっかり受けてから作業を行なってもらって下さい。
水栓金具(蛇口)の一部メーカーの中には、部品交換は全て自社メーカーメンテナンス対応品がある為、一般の水道業者が行っても対応出来ない物があります。
品物が古く、専用部品でしか修理等の対応が出来ない製品で、廃盤品や生産終了部品でしか対応出来ないものに関しては、対応出来ないものがあります。
しかしこれは、あくまでも部品交換に限ったことであり、本体交換による修理は対応してもらえます。
洗濯機や食洗機などで電気系統に異常がある場合は、基本的に水道業者では対応出来ません。
結論から先に言ってしまうと、そのトラブルの状況、状態によって作業にかかる時間ははっきりわかりません。
水道工事業者に見てもらい、作業内容とともに、作業にかかる時間もおおよそどの位なのか、聞いてみると良いでしょう。
作業には、数十分の軽作業から、数時間かかる作業、またトラブルの内容によっては、数日間かかる工事が必要になる場合もあるでしょう。
ただし一般的な作業の場合、おおよそかかる時間は以下の通りです。
以上はあくまでも、一般的なトラブルの場合の目安の作業時間です。
状況によっては、これよりも作業時間が長くなる事は多々あります。
また作業時間に関しては、短いから良く長いから悪い、また、短いから悪く長いから良いという事はありません。
しかし、早くて確実な作業を行なって、作業後の確認もしっかり出来ていればお客様にとってもそれがベストでしょう。
また料金も安くて修理時間も早かったと思ったら、水漏れしたパイプにテープを巻いた、応急処置の様な作業しかしてなかったでは話になりません。
テープを巻くだけの作業が悪いわけではありませんが応急処置だけであれば皆さんでもテープがあれば、出来てしまう場合もあります。
これを、部品をすぐには用意できないからといって、とりあえずテープを巻いて水漏れの穴をふさぎ、本来の修理ができるような金額を頂くようでは、本当に水道屋さん?と疑われても仕方ありません。
取寄せが必要な部品が使われていて、今すぐに用意は出来ないのでとりあえず応急処置をします、ならわかりますが、汎用品の蛇腹ホースに穴が開いていて、ちょっとすぐに用意は出来ないのでとりあえず、と言うような業者は信用できませんね。
いい水道業者を選ぶのに、安い、早いだけで選ぶのはちょっと違うかもしれませんね。
もちろん高い、遅いよりは良いでしょう、一般的に安く、早くなら安心できますね。
しかし何よりも良いのは、皆さんの事を第一に考えて作業してくれる水道業者です。
水回りは重要なライフラインです。あまりに高額なのは話が別ですが、他の業者よりも多少料金が高いくらいなら、皆さんのお宅の事を第一に考え、誠実で確実な対応をしてくれる水道業者を選ぶのが間違いないでしょう。
近頃では、水道業者に頼むよりも自分で直してしまえ、という方も多くなったようですね。
ホームセンターも昔と比べて多くなり、ちょっとした修理部品も手に入るようになりました。
「水道業者に頼むよりも、安くできるから」と頑張ってしまうのは良いのですが、頑張りすぎてしまい、部品交換するつもりが余計ひどくしてしまったり、止水栓を閉めようとして壁の中の給水管を折ってしまったり、「最初から水道屋さんを呼んでいたほうが安く済んだじゃない!」なんて奥さんに怒られてしまい、せっかく「安く済んだ」ってみんなに喜んでもらおうと思って大事な休みの日に頑張ったのに…こんな事が最近多くなっているんです。
全国のお父さん、ご自分で修理するのも良し、頑張って下さい。
でも頑張りすぎに注意!!ちょっと無理だなと思ったらけして迷わず、それ以上のトラブルになる前に、専門の水漏れ修理業者に連絡して下さい。
あなたの正しい判断に奥様もホっとしてくれるはずです。